直線切断機稼働風景
従来の直線切断機は、規定の長さかつきれいな切断面で線材を切断するには、微妙な調整をしなければならないという問題点がありました。
そのため、多くの方が直線切断機は熟練された方にしか使えないというイメージをもっておられました。
弊社は、直線切断機に対する熟練された方にしか使えないというイメージを払拭し、誰にでも簡単に使える直線切断機を目指して、直線切断機を開発・改良してまいりました。
その結果、F型では、切断部にエアー式クラッチ&ブレーキを採用することで、多くの問題点を改善し、調整を簡単にすることができるようになりました。
そして、最新のFN型では、切断部にフライホイルを使用せず、サーボモータを採用することで、生産性、メンテナンス性、耐久性においてF型を進化させており、直線切断機のイメージが大きく変わったと評価をいただいております。
また、オートカウンタ、パトライト、トラブル停止装置、空圧監視装置、自動給油装置、端末検知装置、カセットストッパ、自動ストッパ、短尺用ストッパ等、機種により装備が可能な様々なオプションをご用意しております。標準部品の在庫はもちろんのこと、修理、改造、納期の迅速さなどキメ細かく、お客様の信頼にお応えしてまいります。
S型、F型、FN型よりお客様の用途に合った機種をご提案させていただきます。何なりとご相談ください。
S型直線切断機
線径、線種を問わずTNT型(轟式)、AW型(相和式)を引き継いだ直線切断機の標準機種です。
幅広い用途にご使用が可能なスタンダード機種です。細物から最大Ф25mmまでの対応が可能です。
オプションも多数ご用意いたしております。用途によりプラスアルファの機能アップが可能です。
F型直線切断機
切断部にエアー式クラッチ&ブレーキを採用することで、
- 微妙な調整をしないと2度切りや、切断不良が出る。
- ロールによるスリップ傷がつく。
- 切断された線材の先端部や、末端部に曲がりがでる。
- 切断長さに、ばらつきが生じる。
- 回転矯正部内で、線材がよく切れる(ねじれが生じる)。
- 切断ハンマー、角胴、矯正駒などの摩耗、損傷が早い。
- 切断クランク部にがたつきが発生しやすく、異音がでる。
といったS型での多くの問題点を改善し、誰にでも簡単に調整できるように改良いたしました。
細物から最大Ф25mmまでの対応が可能です。
オプションも多数ご用意いたしております。用途によりプラスアルファの機能アップが可能です。
FN型直線切断機
切断部にフライホイルを使用せず、サーボモータを採用することで、振動を軽減し、生産性・メンテナンス性・耐久性においてF型を進化させており、直線切断機のイメージが大きく変わったと評価をいただいております。
最新シリーズのFN型直線切断機では、切断部にサーボモータを採用することで、振動を軽減し、生産性、メンテナンス性、耐久性において従来のシリーズを進化させました。さらに、切断速度においても従来のシリーズを進化させており、直線切断機のイメージが大きく変わったと評価をいただいております。
FC型直線切断機
コンクリートパイルの鉄筋を切断する専用機種として開発した直線切断機です。主矯正機能あるいは補助矯正機能を有した機種もラインナップしております。
切断長さ15mクラスにおいても、切断長さ精度は±1mmの高性能機です。
切断長さ設定盤を装備することにより多品種の切断長さが設定できます。
RF型直線切断機
線材の断面形状が異形(半丸、平角、六角ほか)の物に対してローラ矯正機能を有した直線切断機で通常はタテ矯正ローラ、ヨコ矯正ローラで構成します。
矯正ローラはフリー回転機種から駆動機種まで線材に対応いたします。